そもそも 外壁

そもそも あまもり

劣化要因

このようなことが原因でコンクリートの劣化が進むといわれています。

中性化試験

なぜ『外壁側から』の工事をするのか

もちろん内壁側は内装が施されており、住人も住んでいるので工事が困難、という理由がいちばんですが、機能的にも『外壁側の工事』になる理由があります。
コンクリートの中性化は雨や外気に触れる外壁側の進行が大きいと考えられるのですが、実際は内壁側の方が多いのです。
理由は 外壁側は(雨水などで)コンクリート内は水分が多いと中性化が遅れる性質があることと、外装材で保護される場合が多いこと。また、室内側では雨水の浸透による影響を受けにくいので鉄筋の腐食は起こりにくく、耐久性の問題は少ないためと考えられています。

中性化は 先祖返り


コンクリートの敵である中性化は避けられない運命。
といったら反論されそうですが、
セメントは 原料の石灰岩(炭酸カルシウム)を焼成して(短期間にCO2を放出させて)作られます。
中性化は セメントを使って作られたコンクリート構造物が 長い年月の間に 空気中から炭酸ガス奪い返して先祖返りする反応なのです。


◆ そ・も・そ・も ◆

(外壁ではありませんが)下水管腐食

下水中の細菌が硫化水素を発生し、下水管に発生した結露水などに溶けて硫酸が作られ、化学的な浸食が進んで劣化が進行します。
このような場合には防食材の塗膜を形成して劣化を防ぐ工事が計画されます。
(写真はポリウレアの防食工事)

ポリウレア塗膜

これに似た例は温泉などの構造物の劣化などのような箇所で 自然界でもみられる現象です。