≦0.2mmで漏らない?
ひび割れの原因
ひび割れの発生の原因としては 以下のようなことが挙げられます。
- 水和発熱
- 乾燥・収縮
- 外圧
1 は コンクリートが打設されて 比較的短期間(最大値は打設後180日)の間に発生するもので、私たちが調査または工事にはいる時期には安定している(鉄筋の拘束による)ものが多いのに対して、3 は 外部圧力による変形(地震など)や鉄筋の発錆やコンクリートそのものの劣化によって引き起こされるもので、これからもまだ動く可能性があるものです。(ちなみに 2 は約30年かけて進行します。)
分類方法
私たちの工事での〖ひび割れの分類〗は その『幅』で行われます。
そしてその分類に応じて工法が決められます。
また、一般的に ひび割れの状況と瑕疵の関係については以下のようにいわれています。
| 幅<0.3㎜ | 耐力上主要な部分に瑕疵が存在する可能性が低い |
|---|
| 0.3㎜≦幅<0.5㎜ | 瑕疵が存在する可能性が一定程度ある |
| 幅≧0.5㎜ | 高い |
| サビ汁を伴うもの | 高い |
施工方法
修繕の方法は以下のようなものですが、いずれも『ひび割れを埋める』目的の工事です。
- 擦り込み
- U(V)カットシーリング
- 樹脂注入
では なぜ ひび割れは埋めなければいけないのでしょう。
0.2㎜以下のひび割れは雨漏りの心配ナシ
たとえ それが貫通したものであっても、ひび割れの幅が一定限度より少なくなると、内部側への『滲み』は生じても『流出』はないといわれます。
とはいえ 雨(または水分)の流入は ある程度の深さまでとどいているのですから、鉄筋のサビ・コンクリートの中性化の恐れがあるので このような工事が施されるのでしょう。
