残念な工事

一陣の風が 山あいの建物の屋上の防水層を
まるで かまいたちのように切り裂きました。


私たちの方法
防水層剥離
屋根が飛ぶ

台風と経年劣化

いずれも 大規模改修歴ナシ。台風で屋上の防水層がめくれてしまいました。
経年によって出来た わずかなほころびに強風が吹き込み、このような惨事が起こされます。
【毎年の点検】をしていれば・・・、などという寝言など吹き飛ばす自然の力です。

手抜き工事
改質アスファルト防水。

手抜き工事

小学校の屋根。

似て非なる現象ですが、こちらは『手抜き工事』でした。
無知? 意図的? とにかく 片方だけ焼くのは反則です。
「焼く手間」と「燃料」が彼らの利益になります。

機器下のH鋼が変形。
空調機器の取替。

空調機を新しくしたら・・・。

空調機器を 新しく、軽量のものに変更されたらしいのですが、機器の下に敷いたH鋼が変形して せっかく改修した防水層が破断しました。基礎の構造もあって、防水層の裏に水が回り、フクレができてしまいました。
業種が違えば 注意するポイントが違うのですが、「一報があれば…」。 残念。

手摺から小便小僧
手摺根元にサビ。

手摺から小便小僧のように

手摺の取り付けの不具合から こんな状態になってしまいました。
発見は写真右の手摺根元の一筋の鉄サビからでした。
『アルミ製の手摺から鉄サビ』に『?』と感じる反射神経が(職業的な)スキルです。

外壁剥落。
浴室下階の天井。

剥落(とにかく安全第一!)

写真左)地震でもない日、外壁のモルタルが落ちた。かなり年数を経た建物だが(まだ ほかの部分も剥落の危険をはらんでいるようです。)
(写真右)浴室からの漏水による鉄筋の発錆、膨張、コンクリートの爆裂。