雨漏り塗替えの専門店 関西工業所

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震災の頃 旧 神戸新聞会館 生田神社
そごう三宮店 旧 三菱銀行新開地店 平成7年1月17日午前5時46分

「出来ないのなら帰れ」

 ースーパーゼネコンの思想
それまで、注入工事と言えば「躯体とその上に塗られたモルタルの浮き」の隙間に エポキシ樹脂を注入し、接着を確かなものにする工事が大半であった。

その日から、注入工事は「亀裂(ひび割れ)注入工事」に変わった。
にわか「樹脂工事店」が林立した。

ある大規模商業施設に行ってもらった職人から電話がはいった。
「ピッチ600でやれ、言われてますねん。」
通常、建築現場では注入機具をセットする間隔を250(ミリ)程度に設定している。それを、この現場の監督者は、間隔を広げるよう指示している。
所定の強度は望むべくもない。
もちろん、彼にも理由があったのだろう、が。
「できない、と言ってくれ。」
「できんのやったら帰れ言うてはりますわ。」「他の業者呼ぶ、言うて。」
「帰ってくれ。」

神戸が、いためつけられるのが辛かった。今度は人の手で。
モルタル浮きの注入工事

モルタルの浮きの注入工事
亀裂への注入工事

亀裂への注入工事
「神戸のためや。」

  ー地元業者の思想
学校の復旧工事が進んでいく中、同業者から 電話があった。
「あんたとこ、(役所が)コア空けとる?」

一般に、低圧注入機というのは機具の容量が決まっており、亀裂の幅が大きい場合、きまった容量だけの注入量では、亀裂を十分充填することができない場合も生じてくる。震災のような事態では、当然 亀裂幅の尋常ではないケースも多く、工事の効果もはかりづらい面もある。
まして、にわか注入屋乱立の時勢である。取り付けられた機具の中の樹脂が まったく減る(注入される)こともなく 固まってしまっている状況も「注入工事完了」とされていた。

役所の監督(当時は他府県の方のお手伝いも多かった。)が、妙案を考え付いた。
「コアを抜きましょう。抜き打ち(検査)で。」
注入された亀裂部分の壁に穴をあけて、そのくり抜いたコンクリート塊を調べれば、樹脂の充填状態が一目瞭然にわかる、というのだ。

コア・サンプル コア・サンプル

「そんな(工事の要求する品質に相当する)金貰うてないやんなぁ〜。」彼の声は あきらかに困惑を表していた。

たしかに、当時の状況といえば、材料の購入に関しては(品薄・品切れ、から)「材料が入ることを、私どもの誠意と考えてほしい。値段のことは言わないでください。」と言われ、発注元からは、「ず〜っと懇意にしてきた仲や。こんな時やから、頼む。被災しとる人のためや。神戸のためや。」と言われ、値引きを余儀なくされる。工事は押し込まれる。人手を他府県から雇えば 相当の費用が上乗せされる。
売上が上がっても利益につながりることの少ない仕事だった。
神戸市立成徳小学校
神戸市立成徳小学校
県立神戸商業高校
県立神戸商業高等学校
県立星稜高校
県立星稜高等学校
県立兵庫高校
県立兵庫高等学校
県立明石西高校
「作業」と「仕事」は違う。
そんなあたりまえのことも、守られない時代。 
県立明石西高等学校


その後 地元業者の衰退が加速化され、建築業者の再構築が始まる。
会社が変わる・人が変わる・思想が変わる・価値が変わる。
 (耐震偽装・リフォーム詐欺、巧妙に生き延びるスキルは数倍多彩になっている。)

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